軍事情報読者の声 >> 国際問題 >> アメリカがらみの「ウソかまことか」話など

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2007年02月24日

アメリカがらみの「ウソかまことか」話など

まずは、これまでに耳や目にしたアメリカがらみの「ウソかまことか」話です。


■第1話 貿易管理令違反とCIA

これは一般的に言われていることですが、貿易管理令違反で捕まる会社のほと
んどは、CIA等の米国情報機関からの垂れ込みによるものだそうです。
特に、米国企業が進出を考えているような国は要注意だそうです。
スケープゴートにされる恐れがあるためです。

ヤマハの無人ヘリなどは、米国と中共が歩み寄るための犠牲者だったのでしょ
う。


■第2話 「外国人公務員に対する贈収賄防止条約」成立の裏話

「外国人公務員に対する贈収賄防止条約」が十年位前に成立しましたが、
これは、「欧州の税制ではいわゆる「袖の下」を営業経費として計上できる」
ことにアメリカが腹を立て、その結果生まれたものです。

「公正な商売を行うため」との正義を振りかざし、アメリカは欧州と日本そ
の他に鉄槌を加えたのです。


■パパ・ブッシュの横やり

「外国人公務員に対する贈収賄防止条約」成立の約十年前、インドネシアで大
容量交換機の入札があり、独シーメンス、NEC、富士通の三社でインドネシア
全土をシェアーする事となりました。

そこに、「パパ ブッシュ」大統領がスハルト大統領宛に親書を送りました。
「AT&Tが入札で負けたことは心外だ。何とか復活させて欲しい。」というもの
でした。

スハルト大統領はすばやく動き、NEC及び富士通の契約台数を少なくし、AT&T
に上納してしまいました。(新参者だった富士通は、最初の半分位の数になっ
たと聞きました。)


さて次は、サウジ、イラン、そしてインドネシアに関する思い出話です。


■サウジとイラン、どちらに再訪したい?

サウジには平成十年、イランには平成十二年に、
それぞれ仕事で約ニ週間出張しました。
サウジでは首都のリアド、イランではテヘランに滞在しました。

宿泊環境はサウジの方が快適でしたが、街中を歩く事が趣味の小生には、
イランの方が住みやすかったです。

サウジには、きれいに舗装された片側三車線の道路があり、必要に応じ横断し
ないといけません。
左右を確認し、車が近くに居ないことを確認して渡るのですが、横断する人影
を見つけると、ドライバーは目一杯アクセルを踏み込んで迫ってくるのです。

また、サウジでは食事を取るにも家族スペースと、男性スペースに分かれてい
て同席できませんし、ご承知の通り「からす天狗」ですから、色気もヘッタク
レもありません。目の周りと鼻の形で美人かなと推察するしかないのです。
職場も男しか働けないので、異様な雰囲気です。

しかし、イランでは街中を歩いていても怖いことはありませんし、女性もチャ
ドルをスカーフ風にかぶっており、顔を出しています。しようとすれば、レス
トランで同席することも可能です。女性が仕事をしているので、会社にも華が
あります。

面白いことに、ヨーロッパ経由でIBMのPCも販売されており(米国はイランに
輸出していないのです)、食べ物もサウジより美味しかったと思います。

ただし、イランではホテルのサービスが全く良くないので、代理店に頼んでア
パートを借りてもらいました。
ニ週間分の出張旅費で一か月分の支払ができたので(国際電話も含め)、一緒に
行ったスタッフと折半し、住み込みました。

アパートはイラン中央TVの近くでした。前の部屋には共同通信の記者一家が住
んでおり、地下の部屋がテヘラン支局になっていました。
報道関係の人は盗聴などされていたようですが、少なくとも小生たちの周りで
は、一切暗い影はありませんでした。

サウジには行きたくありませんが、イランにはまた行ってみたいですね。
ピスタチオを食べに。

私がイランに行ったのは、ハタミ大統領が就任した当時だったので、より民主
的だったのかもしれませんが。

イランの一般人は、基本的に優しい人たちでしたし(私が接することができた範
囲ですが)、アメリカを嫌っては居ないと思います。


■インドネシアで聞いた外交官のことば

小生は、三十四年間の会社員生活のうち二十三年間を、インドネシア向けの営
業職として過ごしました。

八十四~八十六年(ニ年半)に駐在しましたが、その時の切実なエピソードです。

八十四年四月に赴任し、十月に家族を招聘することになっていました。
ところが当時は貧富の差が拡大傾向になっており、民衆の鬱憤が堆積されてい
る状況でした。

そして、スハルトのドンペット(インドネシア語で財布)と言われた、リム・ス
イリョンが統べるABC銀行への爆弾テロがおき、コタ(旧市街地)を中心に三行が
爆破され、犠牲者もでました。

そうしたとき、大使館の書記官と話す機会がありました。

わたしが「ちかいうちに家族が来るが、この暴動が一時的でなく恒常化した場
合、大使館は我々を守ってくれるのですか?」と尋ねたところ

書記官氏が言うには、

「いやー、大使館はこれだけの敷地しかないので、全員は無理でしょうね。」

これを聞いた私は、当時付き合っていた某国際機関の米人駐在員との付き合
いを強化し(米国大使館へのルート確保のため)、現地代理店などへの逃走ル
ートを作りました。

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